先ずはGETTAを手につけた動物の動きで四肢と体幹の関係性をつくります。
- 手の指、手のひらの握る動作が実は体幹に影響しています。下駄の歯でしっかりバランスをとりながら行うことで自然と大事な要素を構成していきます
- グーンといっぱいに伸ばすイメージを伝えることができたらより効果的です
- グーンと伸ばす動きができてきたらリズムも伝えていきます。伸ばす、止める、リズムの3つは大切なポイントです。リズムは手拍子やメトロノームなどを用いて行うとより効果的です。
ディアルタスクで脳からのアプローチで身体のしなやかさを生み出していきます
- 一本歯下駄でバランスをとりながら一度に二つ以上のことを行うディアルタスクで脳は必死になります。そのことが身体の強張りを自ずと減らしていき、力みが減ることで動きがスムーズになっていきます
- 脳から神経、神経から筋肉、そして骨格などの骨へというアプローチをする時に身体は変化しやすい特徴があります。筋肉に直接働きかけるよりも、なんとか一度に複数の動作をしようとした行為の結果として身体がしなやかになり、自ずと走りも軽やかになっていきます
地面から反発のエネルギーをもらえるようになろう
- 四肢と体幹をつなげ、ディアルタスクでしなやかさを形成したら、次は地面から反力を得る感覚の獲得が大切です
- 100mのトップ選手の多くは足首が硬い選手が多いです。なぜなら足首が硬いことで足首で地面を蹴るということをせず、足首を固めて地面を押すことで彼ら彼女たちは地面の反発の力、地面反力を得ています。
- 反力を得る感覚はトランポリンで力を入れずに少し高くジャンプする感覚です。その感覚を得るためのトレーニングとしてオススメなのがGETTAを履いてのバスケットボールジャンプになります。
反発バネを走りにいかす後ろ向き走りのコツ
- バスケットボールジャンプで獲得した反発バネを走りに活かすにはGETTAを履いての後ろ向き前向き歩き、後ろ向き前向き走りの繰り返しがオススメです。
- 後ろ向き歩きの時のつま先がわ(GETTAを履いている際は歯の部分)の着地、そこから踵側に体重移動するときの踵への体重のかけ方が反発バネでの推進力のエネルギーを生む力になります。
- 後ろ向き移動の際のつま先がついて(GETTAを履いている際は歯がついて)その後に踵に体重をかける感覚を前向きの際にも同じように踵に体重をかけることで反発バネと身体の反射で後ろにある脚が力を入れなくても自然と前に出てくるようになります。
- かけっこで速く走るとき、マラソン大会で疲れない走りをする時もこれらの感覚があるとリズムを持った走りができるようになっていきます、
反発、反力はスタートにも実践できます。ここからはYouTubeからfukuチャンネル動画を引用させていただきます。
- スタート時に前足の踵を踏むことによって、後ろ足が勝手に前に行きます。この時、前足の踏む動作だけの方が上手くいく人もいますし、前足は踵を踏む、後ろ足は思いっきり蹴る。踏むと蹴るを同時に行う方が上手くいく人もいます。
- 踵を踏むことで大腰筋が反応するので、しっかり踏めるほどスタートから加速までの姿勢も理想的な低さになります。上半身と下半身を唯一連なっている筋肉である大腰筋が効いていることで上体が起き上がるのを抑えることができます。
- 踵を踏んだ後に意識することとしてオススメなのは、小さなトンネルに自分が吸い込まれていくイメージを持つことです。
反発をもらいやすい姿勢についてfukuチャンネルで紹介していますのでこちらも一度見てみて下さい。
地面から反発をもらうことについてfukuチャンネルでは3話にわたって紹介しています。
fukuチャンネル より引用
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