スタート動画とスタートをよくするためのオススメトレーニング動画、一本歯下駄を使いこなすためにも重要となる乗り込みについての動画を今回の記事では紹介していきます。スタートについて先ず差をつけるには、踵を踏むという身体操作を入れることです。スタブロでのクラウチングスタートでも、スタンディングスタートでも踵を踏むは有効です。
詳しくはこちらの記事を確認ください。
では、桐生選手や為末さんのYouTube動画等引用させていただきながらスタートについて書いていきます。
桐生選手のスタート解説 桐生祥秀 / Yoshihide Kiryu Channel より引用
スタート時のお尻のあげる高さについて、足首の硬めについてなど語っています。またスタートダッシュはピッチなので細かく速くというイメージをされる方が多く、足と共に腕振りを小さくはやくする人がいますが桐生選手をはじめ多くのトップ選手がスタート時の腕振りは強く大きくを意識しています。
グッと前に思いっきり降り出すイメージです。ただしペース配分も重要となり、いかに最初に強く振って波に乗せていくかが重要です。
スタート時は小さなトンネルに吸い込まれていくイメージというように、3つ4つのチェックポイントをリスト化してチェックすることよりも、それらのリストを同時に解決できるイメージを見つけていきましょう。
多くの場合、気をつけるポイントのままだと力みを生み出してしまいます。そうではなく、イメージを先行することで力みのリスクを減らしていきましょう。
桐生選手のスタブロの考え方です。手の位置との距離、左右の足の位置をどこにするか重要となってきます。踵を踏むができている選手は末續慎吾選手のように左右の距離があまりなくても違和感がないかもしれません。
加速についての考え方の動画です
トップ選手は、最初をいかにエネルギーとしてはおさえていくかを考える選手が多いです。100mといえば全力走だと思いがちですがスタートから加速とエネルギーの戦略性があります。この動画でも桐生選手が中間で力を使いすぎないことについて解説しています。
動画3分からの土江コーチの内容は一本歯下駄を履いている時にも大切になります
土江コーチの補足を為末さんがしてくれている動画がこちらです
こちらで紹介しているトレーニングをGETTAを履きながら行うと走っても走っても脚が速くならない選手に有効です
一本歯下駄の歩く走るの質を上げるにはいかに乗り込みイメージを高めて再現するかになります。下記動画をみながら一本歯下駄を深めていきましょう
一本歯下駄GETTAでのハードル潜りは中学生のアップメニューとしてオススメです。股関節を強くしながら柔軟になると共に踵つま先操作での身体操作を自ずと獲得できます
スタートが速くなるためのトレーニングとしてメディシン投げは非常に有効です。こちらもGETTAを履いて行っていきましょう。スタブロスタート時にメディシンボールを前方に投げてスタートダッシュをするトレーニングもオススメです。
NISHIcorporationより引用
GETTAでドリルをする際の理想接地イメージ動画です。乗り込みと接地を極めていくとあらゆる動きが向上していきます
David Warren Workoutsより引用
①トロッティングスプリント(0秒~)
「接地の練習」
膝を柔らかくし、股関節から脚を動かしましょう。
接地の瞬間に足首を固めて力を逃がさないようにやってみてください。
②連続ジャンプ(33秒)
「力発揮と再利用の練習」
腕や股関節、脚の力で大きく空中に跳び上がります。
その時に空中でリラックスした安定した姿勢を作ることと、接地で力負けしないよう空中で準備を行い、うまく反発を活かしながら連続でジャンプしていきましょう!
(距離は2m~3m)
③片足連続ジャンプ(39秒~)
「力発揮と再利用の練習」
②と同様に、腕や股関節、脚の力で大きく空中に跳び上がります。
両足の時よりも大きな衝撃を受けることになるので、接地で足裏全体でフラットで着き、うまく反発を活かしながら連続でジャンプしていきましょう!
(距離は2m~3m)
④Aスキップ(59秒~)
「接地と軌道の練習」
①と同様に膝を柔らかくし、股関節から脚を動かしましょう。
接地の瞬間に足首を固めて力を逃がさないようにやってみてください。
接地足はリズムに合わせてお尻の力で後ろに引きます(股関節伸展)。
⑤Bスキップ(1分30秒~)
「接地と軌道の練習」
④の状態から、今度は空中で膝を伸ばし、大きく回しながら接地します。
力で下ろすのではなく、基本的に脱力しながらムチのように股関節から振り下ろしましょう。
接地の瞬間に足首を固めて力を逃がさないようにやってみてください。
⑥バイシクル(1分45秒~)
「接地と軌道の練習」
④の動作を空中で足を切り替えながら連続で行っていきましょう。
この時に腰が落ちないように注意してしっかり体の真下で地面をとらえるようにしましょう。
飯塚選手が桐生選手に伝授する体幹トレーニング
骨盤を固定させ回旋しないようにする。の入ったペットボトルを肘は曲げずにシャカシャカ振るというポイントは下駄トレーニングにも応用できる解説です。
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